個人消費 consumer spending 2004 9 13
日本において、個人消費が低調なのは、
預金金利が、あまりにも低いからです。
貯金の利子が正常に戻れば、個人消費は活発になります。
「借金文化」という特殊な消費文化があるアメリカと違い、
日本には、「貯金文化」と「節約文化」があります。
一般的に、日本人というものは、とにかく節約して貯金しようとする気持ちが強いのです。
こういう経済環境で、貯金の利子がゼロに近い超低金利では、どうなるか。
個人消費は低迷します。
基本は、預金金利を、正常な金利に戻すべきです。
おそらく、正常な金利ならば、日本人は、獲得した利子以上に消費をするでしょう。
団塊の世代が定年退職するまでに、預金金利を、正常な金利に戻すべきです。
ところで、本文とは関係ありませんが、
資本主義は、適度なインフレを前提としている。
これが、私の持論です。
文化の違い culture gap 2003 6 23
今日(6月23日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「住宅担保に消費者ローン」
「家計、金利負担増の懸念」
「アメリカで、住宅を担保にした消費者ローンが急増している。」
「ただ、同ローンは大半が変動金利であるうえ、住宅バブル頼みの色彩も強い。」
「ホーム・エクイティ・ローンと呼ばれる同融資は、
住宅の評価額から住宅ローンを除いた部分を担保にするもので、使途の制限はない。」
これを読んで、さすがに日本人は違和感を感じるでしょう。
このような「アメリカの借金文化」には、ついていけないと感じるでしょう。